【獣医師が解説】犬の狂犬病|八潮市・草加市で必ず受けるべき予防接種と正しい知識
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八潮市・草加市にお住まいの皆様、こんにちは。
あーす動物病院院長の横内です。
狂犬病は、すべての哺乳類に感染する非常に危険なウイルス感染症です。
人にも感染し、発症すると致死率ほぼ100%という恐ろしい病気ですが、
唯一「予防接種」で確実に防ぐことができます。
日本では1957年以降、狂犬病の発生はありませんが、
世界では今も年間数万人が命を落としており、海外からウイルスが再び持ち込まれる可能性もあります。
この記事では、八潮市・草加市にお住まいの飼い主様に向けて、
狂犬病の正しい知識と予防接種の重要性について詳しく解説します。
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1. 狂犬病とは?
狂犬病ウイルスは、主に感染した動物の唾液から広がるウイルスです。
犬が最も代表的な感染源ですが、猫・アライグマ・コウモリなども感染源となることがあります。
ウイルスが体内に入ると、神経を通じて脳へ到達し、脳炎を引き起こすことで命を奪います。
一度発症してしまうと、動物も人間も助かる方法はありません。
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2. 狂犬病の症状
感染後、潜伏期間(数週間〜数か月)を経て発症します。
犬の主な症状:
• 性格の変化(興奮・攻撃的になる)
• よだれが増える
• 物を噛みたがる、嚙みつく
• 飲み込みができない
• 痙攣、麻痺、昏睡
• 発症後数日以内に死亡
狂犬病の恐ろしさは、発症すれば治療法が存在しないという点にあります。
だからこそ、「予防接種」が最大かつ唯一の防御策です。
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3. 感染経路
主な感染経路は以下の通りです。
• 感染した犬や野生動物に咬まれる・引っかかれる
• 感染動物の唾液が傷口や粘膜(目・口・鼻)に触れる
海外では、放浪犬や野生動物からの咬傷によって人間への感染が多発しています。
日本も国際的な交流が多く、輸入動物や海外旅行での持ち込み感染リスクが常に存在します。
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4. 日本での現状と法律
日本では1957年以降、国内での発生はありませんが、
狂犬病予防法により、犬の飼い主には次の義務が課せられています。
1. 生後91日以上の犬に毎年1回、狂犬病予防注射を受けさせること
2. 飼い始めたら**30日以内に犬の登録(鑑札の交付)**を受けること
3. 注射後に注射済票を受け取り、首輪などに装着すること
これらを怠ると、**罰則(20万円以下の罰金)**が科されることもあります。
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5. 八潮市・草加市での狂犬病予防接種について
八潮市・草加市では、例年**4月に集合注射(市の会場での接種)**が実施されます。
ただし、
• 集合場所に行けない
• 他の犬との接触が苦手
• 健康チェックも一緒に受けたい
という方は、動物病院での個別接種も可能です。
当院(あーす動物病院)では、
体調の確認・健康相談を行ったうえで、安全に接種を実施しています。
注射済票の交付手続きも代行いたしますので、初めての方も安心してご来院ください。
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6. 狂犬病の予防法
狂犬病は、適切な予防接種で100%防ぐことができます。
• 生後91日を過ぎたら、初回の予防接種を受ける
• 以降、**毎年1回(4〜6月頃)**に追加接種を行う
• 海外旅行時には、必ず輸出入の検疫ルールを確認する
また、海外や公園などで見知らぬ犬・野生動物に近づけないように注意することも大切です。
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7. よくある質問
Q. 狂犬病の注射は毎年必要ですか?
A. はい。法律で毎年の接種が義務付けられています。免疫を保つためにも、年1回の接種が重要です。
Q. 体調が悪いときでも打てますか?
A. 熱や下痢、持病がある場合は延期します。必ず接種前に獣医師の診察を受けてください。
Q. 室内犬にも必要ですか?
A. はい。日本ではすべての飼い犬が対象です。万が一逃げ出したり、他の動物と接触した場合に備える必要があります。
Q. 集合注射と病院での接種、どちらがいいですか?
A. どちらも有効ですが、健康診断を兼ねたい場合やワクチンの副反応が心配な場合は、病院での接種をおすすめします。
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8. まとめ
犬の狂犬病は、発症すると治療法がない致死性の病気です。
しかし、毎年の予防接種によって確実に防ぐことができます。
八潮市・草加市にお住まいの飼い主様は、
4月〜6月の狂犬病予防シーズンに必ず接種を受けましょう。
体調に不安がある場合や初めての方も、どうぞお気軽にあーす動物病院までご相談ください。
当院では、飼い主様とわんちゃんの安心を第一に、
健康チェックを兼ねた安全な予防接種を行っています。
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執筆者情報
あーす動物病院 院長 横内 一洋(よこうち いちよう)
1967年、北海道生まれ。
酪農学園大学獣医学部獣医学科卒業。
卒業後、東京都内の動物病院に勤務し、幅広い臨床経験を積む。
2003年に東京都足立区で「アース動物病院」を開業。
2018年に八潮市へ移転し、「あーす動物病院」として再スタート。
以来、八潮市・草加市を中心に地域医療に尽力し、
「飼い主様とペットの安心を守るやさしい診療」を理念として、
予防医療・一般診療・健康管理まで幅広くサポートしている。
あーす動物病院院長の横内です。
狂犬病は、すべての哺乳類に感染する非常に危険なウイルス感染症です。
人にも感染し、発症すると致死率ほぼ100%という恐ろしい病気ですが、
唯一「予防接種」で確実に防ぐことができます。
日本では1957年以降、狂犬病の発生はありませんが、
世界では今も年間数万人が命を落としており、海外からウイルスが再び持ち込まれる可能性もあります。
この記事では、八潮市・草加市にお住まいの飼い主様に向けて、
狂犬病の正しい知識と予防接種の重要性について詳しく解説します。
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1. 狂犬病とは?
狂犬病ウイルスは、主に感染した動物の唾液から広がるウイルスです。
犬が最も代表的な感染源ですが、猫・アライグマ・コウモリなども感染源となることがあります。
ウイルスが体内に入ると、神経を通じて脳へ到達し、脳炎を引き起こすことで命を奪います。
一度発症してしまうと、動物も人間も助かる方法はありません。
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2. 狂犬病の症状
感染後、潜伏期間(数週間〜数か月)を経て発症します。
犬の主な症状:
• 性格の変化(興奮・攻撃的になる)
• よだれが増える
• 物を噛みたがる、嚙みつく
• 飲み込みができない
• 痙攣、麻痺、昏睡
• 発症後数日以内に死亡
狂犬病の恐ろしさは、発症すれば治療法が存在しないという点にあります。
だからこそ、「予防接種」が最大かつ唯一の防御策です。
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3. 感染経路
主な感染経路は以下の通りです。
• 感染した犬や野生動物に咬まれる・引っかかれる
• 感染動物の唾液が傷口や粘膜(目・口・鼻)に触れる
海外では、放浪犬や野生動物からの咬傷によって人間への感染が多発しています。
日本も国際的な交流が多く、輸入動物や海外旅行での持ち込み感染リスクが常に存在します。
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4. 日本での現状と法律
日本では1957年以降、国内での発生はありませんが、
狂犬病予防法により、犬の飼い主には次の義務が課せられています。
1. 生後91日以上の犬に毎年1回、狂犬病予防注射を受けさせること
2. 飼い始めたら**30日以内に犬の登録(鑑札の交付)**を受けること
3. 注射後に注射済票を受け取り、首輪などに装着すること
これらを怠ると、**罰則(20万円以下の罰金)**が科されることもあります。
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5. 八潮市・草加市での狂犬病予防接種について
八潮市・草加市では、例年**4月に集合注射(市の会場での接種)**が実施されます。
ただし、
• 集合場所に行けない
• 他の犬との接触が苦手
• 健康チェックも一緒に受けたい
という方は、動物病院での個別接種も可能です。
当院(あーす動物病院)では、
体調の確認・健康相談を行ったうえで、安全に接種を実施しています。
注射済票の交付手続きも代行いたしますので、初めての方も安心してご来院ください。
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6. 狂犬病の予防法
狂犬病は、適切な予防接種で100%防ぐことができます。
• 生後91日を過ぎたら、初回の予防接種を受ける
• 以降、**毎年1回(4〜6月頃)**に追加接種を行う
• 海外旅行時には、必ず輸出入の検疫ルールを確認する
また、海外や公園などで見知らぬ犬・野生動物に近づけないように注意することも大切です。
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7. よくある質問
Q. 狂犬病の注射は毎年必要ですか?
A. はい。法律で毎年の接種が義務付けられています。免疫を保つためにも、年1回の接種が重要です。
Q. 体調が悪いときでも打てますか?
A. 熱や下痢、持病がある場合は延期します。必ず接種前に獣医師の診察を受けてください。
Q. 室内犬にも必要ですか?
A. はい。日本ではすべての飼い犬が対象です。万が一逃げ出したり、他の動物と接触した場合に備える必要があります。
Q. 集合注射と病院での接種、どちらがいいですか?
A. どちらも有効ですが、健康診断を兼ねたい場合やワクチンの副反応が心配な場合は、病院での接種をおすすめします。
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8. まとめ
犬の狂犬病は、発症すると治療法がない致死性の病気です。
しかし、毎年の予防接種によって確実に防ぐことができます。
八潮市・草加市にお住まいの飼い主様は、
4月〜6月の狂犬病予防シーズンに必ず接種を受けましょう。
体調に不安がある場合や初めての方も、どうぞお気軽にあーす動物病院までご相談ください。
当院では、飼い主様とわんちゃんの安心を第一に、
健康チェックを兼ねた安全な予防接種を行っています。
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執筆者情報
あーす動物病院 院長 横内 一洋(よこうち いちよう)
1967年、北海道生まれ。
酪農学園大学獣医学部獣医学科卒業。
卒業後、東京都内の動物病院に勤務し、幅広い臨床経験を積む。
2003年に東京都足立区で「アース動物病院」を開業。
2018年に八潮市へ移転し、「あーす動物病院」として再スタート。
以来、八潮市・草加市を中心に地域医療に尽力し、
「飼い主様とペットの安心を守るやさしい診療」を理念として、
予防医療・一般診療・健康管理まで幅広くサポートしている。