【症例紹介】日本猫16歳重度歯周病

症例紹介:当院で治療した歯周病の経過                          
・ 日本猫
・ 16歳
・ 症状:口を気にする。

診断
重度歯周病(ステージ4)

治療
16歳と高齢ではあるが一部の歯は歯髄の炎症によりぐらつき、歯痛があるものと思われます。
よって全身麻酔により5本の臼歯の抜歯及び歯石・歯垢へのスケーリング、抗生物質の投与を行いました。
結果、口を気にする事なく今では食事を摂れるようになっています。

リスクについて
全身麻酔なのでリスクは若い子に対して幾らか高くなります。しかしながら、リスクは
あっても痛い、つらい等これからもずっと続いていく事を考えれば手術をした方が良い
と飼い主様と相談して決定しました。

費用
通常費用としまして7万円~
(スケーリング以外にも術前検査、鎮痛剤、点滴、抜歯、洗浄、消毒、抗生剤などがかか
ります)
Before
After
執筆者情報
あーす動物病院 院長 横内 一洋(よこうち いちよう)
1967年、北海道生まれ。
酪農学園大学獣医学部獣医学科卒業。
卒業後は東京都内の動物病院に勤務し、幅広い臨床経験を積む。
2003年に東京都足立区で「アース動物病院」を開業。
2018年に八潮市へ移転し、「あーす動物病院」として再スタート。
以来、八潮市・草加市を中心に地域密着の診療を行い、
「飼い主様とペットに寄り添うやさしい診療」をモットーに、
一般診療から予防医療・健康管理まで幅広くサポートしている。