【獣医師が解説】犬の乳腺腫瘍|八潮市・草加市で胸にしこりを見つけたら早めの受診を

八潮市・草加市にお住まいの皆様、こんにちは。
あーす動物病院院長の横内です。

犬の乳腺腫瘍は、メス犬に発生する腫瘍の中で最も多い病気のひとつです。(オス犬でもまれに発生します)
しこりを見つけても「ただの脂肪のかたまりかも」と思い放置してしまう方もいらっしゃいますが、乳腺腫瘍の**約半分は悪性(がん)**といわれています。
八潮市や草加市でも、発情を経験したメス犬や高齢犬での発症相談が多く、早期発見と早期治療がとても重要です。
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1. 犬の乳腺腫瘍とは?
乳腺にできる腫瘍で、良性と悪性(乳がん)があります。
悪性の場合は転移しやすく、肺やリンパ節に広がることがあります。
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2. 主な症状
• お腹や乳腺の部分にコリコリとしたしこり
• しこりがだんだん大きくなる
• 皮膚が赤くただれる
• 出血や膿が出る
• 複数のしこりが同時にできることもある
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3. 原因
• ホルモン(エストロゲン・プロゲステロン)の影響
• 避妊手術をしていない、または遅かった場合
• 遺伝的要因
• 高齢(中高齢犬に多い)
特に「初回発情前に避妊手術をすると乳腺腫瘍の発症率はほぼ0%になる」と報告されています。
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4. 動物病院に行くべき目安
八潮市や草加市で暮らす飼い主様は、以下のような症状を見つけたら早めに受診してください。
• 乳腺付近にしこりを触れる
• しこりが急に大きくなってきた
• 複数のしこりがある
• 出血や膿が出ている
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5. 診断方法
• 視診・触診
• 針生検や細胞診(しこりの性質を調べる)
• レントゲン検査(肺への転移確認)
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6. 治療法
• 外科手術(腫瘍摘出):最も有効な治療法。しこりの場所・数によって乳腺を部分的または全摘する
• 抗がん剤治療:悪性度が高い場合や転移がある場合に併用
• 放射線治療:特殊な施設で行うこともある
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7. あーす動物病院での治療
当院(八潮市)では、しこりを見つけた際に迅速に画像診断や検査を行います。
草加市からも乳腺腫瘍のご相談に多く来院いただいており、飼い主様と相談しながら外科手術・予防的な避妊手術を含めた最適な治療方針をご提案します。
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8. ご自宅での注意点
• 定期的にお腹や乳腺部分を触ってチェックする
• しこりを見つけたら大きさを記録しておく
• 自己判断で潰したり放置したりしない
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9. 予防
• 初回発情前に避妊手術を行う(発症リスクほぼゼロ)
• 2回目以降の発情前でもリスクを大幅に下げられる
• 中高齢犬では年に1〜2回の健康診断を受ける
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10. よくある質問
Q. 良性なら手術しなくてもいいですか?
A. 良性でも将来悪性に変わる可能性があるため、手術で取るのが望ましいです。
Q. 高齢犬でも手術できますか?
A. 血液検査や心臓検査で全身状態を確認し、安全であれば手術可能です。
Q. しこりが複数あっても手術できますか?
A. はい、乳腺全体を摘出することで対応可能です。
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まとめ
犬の乳腺腫瘍は早期発見・早期治療が非常に重要な病気です。
八潮市・草加市周辺で「乳腺にしこりを見つけた」「避妊手術をしていないメス犬が心配」という方は、早めにあーす動物病院へご相談ください。
正しい診断と適切な治療で、愛犬の健康を守るお手伝いをいたします。