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こんな症状はありませんか?

  • 水をたくさん飲む
  • 尿の量が多い

主な内分泌科の病気・疾患

副腎皮質機能亢進症(クッシング)

クッシング症候群とは腎臓上方に位置する副腎皮質からコルチゾルというホルモンの慢性的な過剰な分泌によって様々な症状が引き起こされる疾患です。
原因は副腎そのものが腫瘤化する事で必要以上にコルチゾルが多く分泌される場合と脳内に存在する下垂体の一部が腫瘤化する事でACTH(副腎皮質刺激ホルモン)が多量に分泌され、その結果、その刺激により副腎からコルチゾルがたくさん分泌されてしまう2つのパターンがあります。(原因のほとんどが下垂体によるものです。)
腫瘤物の多くは良性の腺腫であり、悪性腫瘍である腺癌はまれになります。また中にはコルチゾルと似た働きを持つステロイド剤の長期使用により発症する場合もあります。

症状

コルチゾルが体内に多く存在するようになると多量に水を飲み多量に尿をする多飲多尿状態がよくある他、多食、左右対称の脱毛、肥満などもよく見られます。

多い種類

ビーグル、ボクサー、ダックスフンド、シェパード、プードル及びテリアなど

治療

副腎皮質からのコルチゾルの分泌を抑える薬を生涯投与すことになります。
長期投与になりますので基本的には定期的に血液検査を行い、治療効果の確認や投与量の調整などしたりします。また、原因が下垂体または副腎腫瘍であれば、手術で摘出する事もあります。

精巣腫瘍

一般に精巣の腫瘍は犬のほうが猫よりも多く発生します。通常、10歳以上の高齢に発生しますが、停留精巣の場合だとそれよりも若く発生しやすくなります。精巣腫瘍は一般的に良性腫瘍が多いですが悪性のケースもあり、その場合、肺や肝臓などに転移する事があります。

症状

脱毛、雌性化(エストロゲンという雄性ホルモンが過剰に生産されることで雌のような症状が出てきます。乳房が張る、他の雄犬を誘引、包皮が下がる、性無欲など)、太もも付け根の色素沈着などがみられます。

多い種類

全種ですがミニチュア・シュナウザーに素因があると言われています。

治療

精巣の外科的切除を行います。
陰嚢に腫瘍が固着してる場合は陰嚢切除も行います。
肝や肺など転移が確認された場合は化学療法や放射線療法を考慮します。

甲状腺機能低下症

甲状腺機能低下症とはのどのあたりにある甲状腺から分泌される甲状腺ホルモンの減少に起因する疾患です。原因は不明なケースが多いのですが、自己免疫疾患からの甲状腺炎や腫瘍、外傷などにより甲状腺組織が破壊されて甲状腺ホルモンが減少します。

症状

甲状腺ホルモンは全身の代謝をよくする役割があり、機能が低下すると細胞の代謝活性全般が低下します。その為に、内分泌性脱毛、ラットテイル(尻尾の脱毛)、肥満、外耳炎、元気がない、体温が下がる、脈が遅くなる、ひどくなると神経障害等を起こすことがあります。

多い種類

雑種も含めてあらゆる種類で起こりえますが、特にボクサー、ダックスフンド、ドーベルマン、ゴールデン・レトリバー、シュナウザー、プードルなど。

治療

甲状腺ホルモンの投薬を行います。一般的に予後は良好とされます。
また、定期的に血液中の甲状腺ホルモンの濃度を測り、投薬量が適量かどうか確認する必要があります。
甲状腺腫瘍の場合は、腫瘍に対する化学療法や外科手術(摘出)、放射線療法を検討する事があります。

FEATURES

01

丁寧な問診を行います

脱毛、飲水量や尿量の増加など含め体重の増加や減少といった体型の変化が出やすい病気が多いため、問診をしっかり行っています。

02

充実の検査体制

内分泌の病気が疑われた場合は、エコー検査や血液中のホルモン検査を実施します。

03

負担の少ない治療

内分泌疾患は、慢性疾患のため、どうしても継続的な治療が必要になります。動物はもとより、飼い主様の負担を軽減できるような、オーダーメイドの治療が提案できるように心がけています。

診療の流れ

受付・問診

当院では Web予約 をご利用いただけます。
ご予約のうえご来院いただいた方は、受付にてお名前をお伝えください。
内分泌疾患では、飲水量や排尿回数、食欲・体重の変化、元気の有無や皮膚・被毛の様子など、日常の変化が診断の重要な手がかりとなります。
気になる点は、できるだけ詳しくお聞かせください。

身体検査

体重測定や触診を行い、全身の状態を丁寧に確認します。
内分泌の病気は、外見上は分かりにくい変化が続いていることも多いため、細かな所見も含めて慎重に診察を進めます。

検査

必要に応じて、血液検査・尿検査・画像検査などを行います。
ホルモンの数値や臓器の状態を確認することで、病気の有無や進行度を評価します。
検査が必要な場合は、目的や内容をご説明したうえで実施しますのでご安心ください。

診断、ご説明

検査結果をもとに、現在の状態や考えられる内分泌疾患についてご説明します。
内分泌疾患は、長期的な管理が必要となるケースが多いため、治療の選択肢や今後の見通し、日常生活での注意点についても丁寧にお伝えします。

お会計・次回の予約

診察後はお会計を行い、必要に応じて次回の診察や定期検査のご予約をご案内します。
治療の効果や体調の変化を確認しながら、その子に合った通院間隔をご提案します。
ご不明な点があれば、いつでもご相談ください。

診療料金

※表示価格はすべて税込です

初診料 1,330円
再診料 880円
再初診料(前回のご来院から3か月以上が経過している場合のみ) 1,100円

CONTACT

ご予約はWEB予約もしくはお電話にて承っております。
急患の場合や予約が既にいっぱいの場合には、一度お電話ください。

電話をかける WEB予約